以前、アフィリエイトに取り組んでいたとき、私は記事の作り方がわからなくなりました。
教材に沿って作業していたのに、その先をどう進めればいいのかわからない。深夜まで作業し、出勤前の朝も取り組みましたが、最後は自分のしていることが無意味に感じられ、作業から遠のきました。
今は、AIと協働できれば、以前とは違う進め方ができるのではないかと考えています。
ただ、「ブログの記事を作って」と頼むだけでは、私がどこで困ったのかは伝わりません。読みやすい文章になっても、自分の話が抜けていたら、また何を書いているのかわからなくなりそうです。
そこで、まずは文章ではなく、記事の構成を考えるところからAIに手伝ってもらいたい。その前に渡す経験メモを、この記事で具体的な形にしてみます。
ここに載せる指示文と構成は、私の過去の経験をもとに用意した例です。実際のAIの回答や、すでに効果が出た手順を紹介するものではありません。
「記事が書けなかった」の中身を、短いメモにする
私は土木工事の現場監督をしています。AIも、優秀な部下のように役割を分けて一緒に仕事ができたら面白いと思っています。
そう考えるなら、任せる側の私も、材料を渡す必要があります。
「アフィリエイトで挫折した」という一言だけでは、何が起きたのかが見えません。まずは、わかっていることを文章の上手下手を気にせず並べます。
- 情報商材を購入し、教材のプログラムに沿ってブログやアフィリエイトに取り組んだ。
- 電子マンガのアフィリエイトサイトを大量に作った。
- 約10万円の収益を得た経験がある。自分では、まぐれだったと感じている。
- 記事の作り方がわからなくなり、どうすればいいのかわからないまま挫折した。
- 帰宅後は深夜まで、朝は出勤前にも作業していた。
- 自分のしていることが無意味に感じられ、だんだん作業から離れた。
このくらいの短いメモであれば、最初から立派な体験談を書こうとするより、手をつけやすいです。
大事なのは、格好のよい話に直す前の材料を残すことです。
「約10万円の収益が出た」と「そのあと挫折した」は、どちらも私の話です。成功した部分だけを残せば、同じように記事づくりで止まった人へ伝えたい内容がなくなってしまいます。

経験を整理する作業のイメージです。実際の作業画面や記録ではありません。
出来事と、今の自分の考えは別に置く
過去を振り返ると、「今ならこうしたい」という考えも出てきます。
私の場合は、作業時間を増やすだけでなく、何を書くのか、なぜそれを書くのかを自分で理解しながら進めたいです。記事の構成をAIと相談し、迷った場所を一つずつ確かめられたらと思っています。
これは今の考えです。当時、そこまで整理して考えていたという話ではありません。
経験メモの中で区別せずに並べると、振り返って得た考えが、当時からわかっていたことのように見えてしまいます。
そこで、AIへ渡すメモは、三つに分けたいです。
起きたこと。今、考えていること。まだわからないこと。
たとえば、約10万円の収益が出た期間や、当時どの記事で手が止まったのかという細部は、このメモだけでは示せません。「月10万円を達成した」「この書き方が原因だった」とまで広げる材料はありません。
空欄があると、記事として物足りなく感じるかもしれません。でも、そこを想像で埋めたら、自分の経験ではなくなります。

記事の構成を考える前に、材料の種類を分けた整理例です。
誰に、何を伝えたい記事なのかも添える
経験の材料があっても、その全部を一つの記事に入れる必要はありません。
私がこの話を届けたいのは、本業を頑張りながら副業にも挑戦したけれど、途中で記事が書けなくなった同世代の人です。もう一度やってみたい気持ちはある。ただ、前と同じように止まるのは避けたい。そういう人を思い浮かべています。
この相手に対して、過去の収益額を大きく見せたいわけではありません。
「どこで止まったのかを振り返り、今度は記事づくりの途中も自分で理解しながら進めたい」という話をしたいです。
読者と伝えたいことを添えると、AIにお願いする範囲も決められます。
今回なら、成功の秘訣をまとめてもらうのではなく、挫折までの流れと、次の取り組み方を分けた構成を考えてもらう。先にそこを決めてから頼みたいです。
私の経験を使った、構成だけを頼む指示文の例
実際に渡すなら、次のような内容をひとまとまりにします。自分のメモへ置き換える際も、まずは構成だけを頼む形です。
私の経験をもとに、ブログ記事の構成案を考えてください。本文はまだ書かないでください。
読んでほしい人は、本業を続けながら以前アフィリエイトに挑戦し、記事づくりで止まった40代〜50代の人です。
伝えたいことは、収益が出た経験があっても続けられなかったことと、今度は記事づくりを自分で理解しながらAIと進めたいという考えです。
確認できている出来事:教材に沿って電子マンガのアフィリエイトサイトを大量に作成した。約10万円の収益を得た。自分ではまぐれだったと感じている。記事の作り方がわからなくなり挫折した。帰宅後は深夜まで、出勤前の朝も作業した。作業が無意味に感じられ、遠のいた。
今の考え:AIに整理や構成を手伝ってもらい、何を書くのかを確認しながら再挑戦したい。AIとの協働で効率がよくなることを期待しているが、改善結果はまだ示せない。
不明なこと:収益が出た期間、当時の記事の細部、作業時間の正確な数値。
見出しごとに、使う経験メモを添えてください。足りない事実は、私への確認事項にしてください。数字、会話、具体的な場面、AIの成果を補って作らないでください。一般論だけの見出しやQ&Aは不要です。
長い命令を覚えることより、私が知っている材料と、知らない材料を伝えることを大事にしたいです。
一度でうまく伝わらなければ、構成を見て「ここは私の話と違う」「この部分を中心にしたい」と返せます。そのやり取りをするためにも、最初の経験メモを手元に残しておきます。
構成案を見たら、見出しと経験メモを照らし合わせる
この材料から記事を組むなら、たとえば次のような順番が考えられます。これは説明用に作った構成例です。
- 教材に沿ってサイトを作り、約10万円の収益が出た:サイト作成と収益の経験を使う。期間や再現性は付け足さない。
- それでも、記事の作り方がわからなくなった:どこで止まったかを書く。具体的な記事の中身が必要なら、追加の確認をする。
- 深夜と早朝の作業から遠のいていった:作業時間帯と、無意味に感じたことを使う。細かな時間数は作らない。
- 今度は、記事の途中も理解しながら進めたい:現在の考えを書く。AIで成功した話にはしない。
各見出しに使う材料が対応していれば、何の話を書こうとしているのか、私にも追えます。
反対に、「誰でも収益を伸ばせる方法」「挫折しないための五つの秘訣」といった見出しが入ったら、少し立ち止まりたいです。私の経験から、そこまで言えるでしょうか。
言い切れない見出しは削るか、自分の場合の話へ戻す。構成の段階なら、本文を書き直す前に方向を変えられます。
以前の挫折については、別の記事でも詳しく振り返っています。
アフィリエイトの記事が書けなくなった理由|約10万円の収益後に挫折した私の話
最初の一段落は、自分の言葉でも確かめたい
構成ができたあとも、一気に記事全部を仕上げてもらう前に、一つの見出しから考えたいです。
たとえば「記事の作り方がわからなくなった」という部分。その段落だけを読んで、自分が伝えた出来事と違っていないか、格好をつけすぎていないかを確認します。
「私は何を伝えたかったのか」と聞かれたときに、自分でも説明できる文章にしたいです。私の経験なのに、私が意味をつかめない文章では困ります。
必要なら、AIの文章を直す前に「記事の作り方がわからなくなって、どうすればいいかわからなかった」と、自分の短い言葉へ戻してみる。その言葉から、もう一度読みやすく整えてもらえばよいと思っています。
立派な文章を最初から作ろうとすると、私の場合はまた手が止まりそうです。
まず、実際にあったことを短く書く。そのメモをAIに渡し、構成を一緒に考える。出てきた順番を、自分の経験と照らし合わせる。
今の私が試したいのは、この小さな進め方です。
同じように記事づくりで迷っている方も、今日は見出しを考える前に、一つの経験を三行だけ残してみてください。何をしたか。どこで困ったか。今ならどうしたいか。
その三行は、AIに渡す材料であり、文章が自分の話から離れていないかを確かめる手がかりにもなると思います。

コメント